明日は群馬戦ですな

えー、早いもので3月となり、気分は春です。明日は寒いとのことですが、それなら尚更のこと勝ち試合が見たいよね。辛辣な試合内容からネット上では「今年の仙台は、降格してきたチームとしては最弱じゃねーの、仙台サポも可哀そうだ」といった声もチラホラ。そんな同情目線のコメントを見かけるたびに、ベガルタンがもしも「家なき子」だったら間違いなく、こう叫ぶはずです。「同情するなら、勝ちをくれ!同情するなら勝ちをくれ!!」と。

 

格差社会の底辺で暮らしているベガルタンが、j1⇒j2になって一番感じる格差は「情報」です。とにかく、ニュースに上がりません。仙台の地元紙、メディア等々が発信する情報が、個人的に「J2となってから6割減だな・・」ぐらいの実感があります。寂しいけど、現実です。これでもし、負け続けでもしたら、ほとんど情報が発信されなくなるでしょうな、あー怖い・怖い。

 

開幕戦と二戦目ではスタメンが代わりました。この流れが続くのか、それとも固定されるのかは分かりませんが、どんどんフレッシュな選手が、そして試合に飢えている選手が出ることには好感が持てます。もちろん、試合に勝つ・・・を前提にしてですが。今シーズンは長期戦なので、今から固定されているのは考えもの。仙台の選手層は決して厚いとは思えませんが、さりとて、固定メンバーで長期戦を勝ち抜くのは不可能。くるくる変わるのも考えものでしょうが「誰が出ても・・・」の理想を追い求める事には若干の整合性はあります。その整合性を追い続けるためにも、明日は勝たねばなりません。

 

明日はザスパ戦、ビート・群馬!!

 

水戸戦に想う

えー、何とか勝ちましたな。決して納得のいく試合ではないのでしょうが、前半の内容からすれば「よく勝てたよ・・・・」が実感であります。先制された瞬間なんて「えっ!今日も負けるのか?」って、目の前が真っ黒になりましたから。

 

考えてみれば、開始直後の失点なんて「当たり前の風景」なんだし、過度に落ち込む必要なんてないんだろうけど、もうね、最後に逆転勝ちしたのが何時だったか忘れるぐらい逆転したことないから「先制される=勝ちなし」が、ベガルタンの心に沁みついているんだよね。みんなも思ったでしょ?先制された直後に「負けの匂いがする・・・」って。

 

勝ちが全てを癒すとは言え、内容的にはイマイチ、いやいや、イマニ・イマサンくらいでしょうか。対戦相手の水戸が、今季のJ2で「どのクラス?と言うか、22チームをA.B.Cのレベルで三分割すると、どの辺りなんだ?」ということが分からないので、相対的に仙台のレベルも分からないのが辛いところ。これがJ1なら「仙台のリーグ内でのポジション(Cの下)」は痛いくらいわかっているので、迷う必要なんてないんだけど、ぶっちゃけ「J2って、まだまだ分かりません・・・」状態なので、新潟に分け(内容はグダグダ)、水戸に何とか勝ち(内容はイマサン)くらいでは、今季の仙台のポジションを予測することなど不可能ですな。

 

まだ2試合ではありますが、分かったことがあります。それは「監督も選手も、選出も戦略も、リーグ戦が始まっている現状で全てが試行錯誤なんだ・・・」と言う事であります。10年以上前の水戸戦、そう仙台が昇格を決めた試合。現地で見てたけど、水戸を圧倒していました。選手も、そしてサポも。しかしこの試合では、圧倒するどころか部分部分では逆に圧倒される始末。と言う事はどういうことかというと「仙台は10年かけて弱くなった(もしくは成長できなかった)」ということです。辛いを通り越して悲しいですな。

 

現状は辛いことだらけでも、週末になれば嫌でも試合はやってきます。散々愚痴を吐いてきましたが、だからといって希望が無いわけではありません。グダグダ過ぎる試合内容でも、何とか勝ち点を拾っているという事象だけでも、十二分に希望です。こうなった覚悟を決めて、内容は二の次、兎に角、相手が何処であろうが「負けなければいい・・・」これしかありませんな。

 

 

 

明日は水戸戦ですな

グダグダだった開幕戦すら「今は昔」の「ロングロングアゴウ」でしたが、明日は早くも水戸戦がやってまいります。正直「ウクライナでは、あんなことが起きているのに日本ではサッカーの応援が出来る。ありがたいよなぁ~、平和って・・・」と思っていますが、こればかりは個人でどうこう出来るものではありません。もしもプーチンと飲み友達なら「お前、マジか?何してんの?」とでも言うのでしょうが、言ったら言ったで命の心配をする事は必定。ホント、困りましな。

 

次元が違うとはいえ、困っているのはベガサポも同じです。ほら、開幕戦の試合内容が試合内容だっただけに、ここ数年で「負け犬メンタル」が育ってきているサポが多いから、いくら周りで「まだ一試合目じゃないか・・・」って言われても、「やっぱり今年も4~5回しか勝てないのか・・・」って思っちゃう人も多いんだよね。

 

明日のスタメンがどうなるか分かりませんが、開幕戦を見た限りでは「二戦目で覚醒するとはおもえないよなぁ~」が実感。メンバーも大きく変わり、対戦相手も戦術変わり、どちらかと言えば「心の片隅にはプライド・オブ・J1」みたいなものが残っている状況で、鬼の住処であるJ2の猛者たちと戦うのは正直「しんどいなぁー」であります。

 

対戦相手である水戸とは相性がいいとはいえ、簡単に試合になるとは当然思えず、気持ち的には「試合内容がすぐに好転する訳ないんだから、だったらPKでも、オウン様でもいいから、とにかく勝ってくれ・・・」ですな。いや、マジで。

 

試合内容も気になるし、メンバーも気になるし、当然勝ち負けはもっと気になる。負けられませんな。

 

明日はホーリーホック戦、ビート・水戸!!

新潟戦に想う

いやぁ~~、寒かったですな。

ネット空間やメディアでは、試合内容に関するネガティブなコメントの倍々プッシュですが、ベガルタン的には「こんな試合内容でも負けないのか・・・」という、良い意味でのサプライズに心が支配されていました。凄いよね、あんな試合でも負けないなんて・・・。

 

シュート数は3倍、CKは5倍、ボール支配率は4:6で圧倒される試合をホームで見せられれば「J2でも4~5回しか勝てないのか・・・」と不安に苛まれるのは当然。その愚痴の吐け口は、結果的にネット空間を漂うしかないのも自然の流れですな。でもね、ベガルタンは思うのです「まだ、1試合目じゃないか」と。

 

監督が代わり、メンバーが大きく変わったホーム開幕戦で「今季のチームの完成形を見ようと思う事は傲慢でしょう。確かに不甲斐ない試合でしたが、ここ数年の経験で「不甲斐ない試合」に対する免疫は出来ているはず。この試合内容が夏場だったら、尾崎豊じゃなくても「夜の校ぉー舎、窓ガラぁ~ス、壊して回ったぁ~」となるのも理解できるけど、まだ初戦なんで、ベガルタン的には「みんな、もうチョット落ち着こうよ・・・」というスタンスです。

 

チームの目標は誰しも共有しているところなので、試合内容も大事ですが、さらに重要なのは「総勝ち点数」のはず。となると、「42試合で80点オーバー」がマストでしょうから、今後のベガルタの目標は「41で試合で79点」となりますな。厳しい道のりではありますが、決して不可能な数字ではなく、とどのつまり「必要以上のネガティブはご無用」ということですな。だって、まだ1試合しか消化してないのですから。

 

心機一転、開幕を迎えたのに「なんなの?このクソ試合は?」と憤るベガサポの気持ちは十二分に分かります。しかしながら、昨年も一昨年も嫌って言うほど「クソ試合」を見せられてきた我々には、もう「クソ試合」に対するワクチンは多少なりとも接種済みのはず(もっとも、効用がキレてる可能性もあるけど)。だからね、ベガルタンはもうしばらく静観し、今後の内容を見届けたいと考えています。

 

何度も言うけど「もう1試合」じゃなく、「まだ1試合」でしょ?2月の段階から不安感に苛まれるようでは、とてもじゃないけど、ベガサポは務まりません。改善点が腐るほどあった試合ではありますが、その部分が明らかとなり、尚且つ「勝ち点1を貰いながら勉強させてもらったよ・・・」と考えることで、ベガルタンは心の平穏を保とうとしています。

 

 

 

 

新・ベガルタ仙台のツボ ベガルタン還る

えー、本来なら、そっと終わらせるつもりだったベガツボ。

会社も予定通り、肩たたきからの⇒役職解除で出向という名の再就職。

しかしながら、出向先がコロナ禍で大撃沈!!

そんでもって、コロナで親族がてんやわんや!!

もうね、大震災の時「死ぬ直前、これが俺自身の最大のピンチだったなぁ~ 」と、後から絶対思い出すんだろうよ・・・って勝手に思っていたけど、人生って、死ぬまでピンチの連続なんですな。

 

昨年、ベガルタンは殆ど試合に行けませんでした。だから、ブロガーでのブログも書き込みは無し。正直、次から次へと振りかかる難題に疲れ切り、ベガルタどころではありませんでした。20年応援してきて、こんな事は初めての経験。生活の一部だったはずだったのに、その一部をコロナというパンデミックに奪われ、気がつけば防戦一方。もうね、疲れちゃったよ・・・。

 

歳も年だし、「今さらブログを継続しなくても・・・」と思っていた昨年後半。本当に辞めようと思っていましたが、久しぶりに観戦した終盤の大分・湘南戦での敗戦を見届けた帰り道に、沸々と怒りというか哀しみというか、複雑な感情に身も心も包まれてしまったのです。

 

「弱いんだから負けるのはしょうがない・・・でも、それにしたって、こんな試合内容ってあるのか・・・最初から負けそうな展開で、結局、何の抵抗もできずに「先制⇒ダメ押し」で敗戦って、残酷すぎる。とにかく、残酷。めちゃくちゃ残酷。楽しくないどころか、苦しいって感じ。こんな状況から逃げ出すように、ベガツボのブログまで辞めてしまって、本当にいいのだろうか?ここまで20年間も続けてきたのに、この状況でやめるって・・・って考えちゃったのよ。

 

残酷すぎる現実に身を包まれた時、ベガルタンは20年間続けてきた書き込みの意味を初めて理解できました。自己欲求を満たすために何となく書き込んでいると思っていましたが、実は違いました。じゃあ、何のためにユアスタへ行き、何のために書き込んでいたかというと

試合後、勝って気持ち良くなっている「ある種のランナーズハイ(サポーターズハイ)」を、見ず知らずの不特定多数のベガサポと共有し、そして共鳴したことを確認するため」に書き込んでいたことを、負け続けている間に忘れてしまっていたのです。

ここ数年は苦しい時期でした。いや、苦しいというよりも「地獄だった・・・」と言ってもいいでしょう。だって、大好きなベガルタの試合を見るのが、物凄く苦痛だったのですから。しかし、個人的には悪い事ばかりではありません。何故なら、どうしてユアスタへ通うのか?どうしてブログに書き込むのか?という原点を、思い出させてくれたから。

とりあえず、今年も宜しくお願いします。