秋田戦に思う

ふぅ~、苦しい試合でしたが、なんとか勝ちましたな。勝ったから言うわけでは有りませんが、秋田は良いチームでした。チャンスの匂いがすれば「前線へ突撃だぁーー」的な感じで、メリハリが非常にハッキリしていて好感が持てました。我々としては「決定力がなくて良かったよ・・・」ですが、限られた予算の中でチームを強化しなければならないとするなら、あのような戦い方になるんでしょうな。

 

遠藤と吉野が復活しただけで、なんとなく安心感を持てるよね。カルちゃんも切れ味が増してきたし、これでデサバト君のコンディションが上がってくれば「そう言えば、松下と富田って怪我してたんだよな・・・」ぐらいに思えそう。彼らの復活は待ち遠しいところですが、願望としては「戻ってきても試合には出れないよな・・・」が理想です。そうなった時、チーム力の底上げが可視化出来ますな。

 

それにしても、中島の加入はドンピシャ。もうね、欠かせないピースです。ボールを持てるし、繋げるし、前に運べるし、重ね重ね思うよ「セレッソでは試合に出れないの?本当に?」って。監督が熱望したようですが、チームとしても獲得はナイス判断でした。おそらくは、大量の怪我人が出なければ中島の獲得はなかったんだろうから、言うなれば「怪我の功名」です。試合に出ずして成長なしなんだろうから、中島にとってもナイスな展開。互いにウインウインならば、なお良しであります。

 

結果的に3連勝したものの、内容的には、、、、。試合を見てて感じるのは、毎度毎度「今のシーン、j1だったら確実に決めなれてたよな・・・」的な思い。琉球の時も熊本の時も、そして秋田でも「助かったわ・・・相手に決定力がなくて・・・」って思ったシーンが何度あったことか。素人でも感じているのだから、ピッチで戦っているプロだって、その思いは共有しているはず。その思いを忘れないうちに、我々はj1に帰らねばなりません。「試合に勝てる=ぬるま湯」の環境も悪くはありませんが、居心地がいいだけに長湯は禁物ですな。

 

昨年感じたチームの痛み、サポーターの屈辱感、絶望感は時がたてば経つほど忘れてしまいます。しかし、今なら鮮明に覚えている。だからこそ、だからこそ、帰らねばなりません。我々が目標とする場所にしか、あの屈辱感を返上出来ないのですから。

 

4日は緑戦、ビート・ヴェルディ!!